ガンコ山

「人は自然の中で輝く」

誰もがガンコ山はwildだと言う。でも、それは、野蛮ではないと思う 。自然の中で自然の力を引き出し自然の恵みを感じて生きること、そのライフスタイルは決して卑しくはない。「今、そこにある資源の最大活用」こそがガンコ山の知恵の泉なのだ。都市の快適性を自然暮らしに無理に当てはめることは考慮しない。余分なものを削ぎ落とし、「足るを知り」自然が持っているものを引き出す技術、ここではそれが生きるということだ。都市のたまった垢を削ぎ落としたら、カラダを使う、頭を使う、何のために?お金のため?違うよ、楽しく生きていくために。過剰な「快適」に呪縛されると楽しさが奪われる。素直に生きるのを感じるのだ。ガンコ山のメルヘンとは、先人の知恵に学び、新しいアイデアを開発し実行して楽しむこと。ツリーハウス 高床式ハウス 自然エネルギー 山の掃除 棚田の復興、今年の冬は超高性能薪ロケットストーブもできた。ガンコ山はひとことでは定義できないと、ある雑誌が書いた。その通り、実験場であり、コミニュティであり休暇村でもあるし、定義などない、すべてが未知なのだ。すべてが可能性なのだ。「自然と人」「人と人」が刺激しあい、いつも「Up in the air」(未知)の空気に満ちている。ガンコ山は森の呼吸に抱かれて、ただよっている生命体だ。誰でもその生命体の一員になることができる。誰もが「自然の中で輝くことができる」 誰もが未知であり可能性なのだ。